おーてぃーのゲームブログ

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『Death Must Die』Act2をガッツリ遊んでみた感想

おいっす、おーてぃーです。

初の大型アップデート”Act2”で要素の追加や改善が行われた『Death Must Die』を改めてプレイしてみたので、雑な感想を投下してみますよっと。

  • プレイ時間:約40時間
  • 実績解除:43/49
  • 使用ハード:PC、Steam Deck

 

新ステージ「The Endless Desert」の追加

新たに砂漠のステージが追加されました。

ステージの変更は、中央のサークル周辺に埋まっているクリスタルを選択することでできます(中央では難易度の変更ができます)。

 

ステージ2ではステージ1と異なる敵が登場し、より厄介な行動をとってくるようになっています。

...というか厄介すぎ。

「ハナから避けさせる気ないじゃん」みたいな攻撃をしてくる奴が何体かいて、初見だと普通にラスボス到達前に死にました。

ノーモーションで攻撃してくる虫女と、動きが早いうえに攻撃の軌道が読みづらい空飛ぶ絨毯爆弾魔がヤヴァイ。

あと、黄土色の背景と敵の攻撃範囲を示す赤色の相性が物凄く悪くて、攻撃範囲がかなり見辛い。どうにかしてほしい。

 

はじめのころは「敵の攻撃がちょっと苛烈すぎやしませんかね...」という印象でしたが、やり込んでいくと「まあ…そうでもないか」みたいな感じに落ち着きました。

キャラと神の相性を考えて功徳を取っていくことと、タレントツリーの解放と装備の更新をちゃんとやっていけば何とかなります。

 

ただ、敵の攻撃は見てから避けられるようにして欲しいというのが正直なところですかね。

この方向性で難しくしていくとなると、ステージ3が心配。

新神「Ninh, Goddess of Earth」の追加

大地を司る女神Ninhが追加されました。

デザインがよき。

ムキムキの腕を召喚して連続パンチする「Rock Hands」、画面全体の敵にダメージを与える「Quake」など、見た目にたがわずパワフルな功徳が多いです。

Passiveの功徳は範囲拡大系なので、LeigongやWinterと相性がいいかもしれません。

敵をスタンさせられるのも地味に強い。

新キャラ「Lorien, the Ranger」の追加

2人目の遠距離キャラとなる「Lorien」が追加されました。

魔女「Merris」の兄弟である模様。

めっちゃ強いし楽しいです。

ノーヒットクリアの実績はこいつを使ったら楽に取れました。

遠距離攻撃なのはMerrisと同じなんですが、弾速がかなり早いので敵をほぼ寄せ付けずに殲滅できます。

Strikeのスロットが多めなので、Leigongとの組み合わせがオススメ。

各キャラ固有のタレントツリーの追加

新たなメタ強化システムとして、各キャラ固有のタレントツリーが新たに追加されました。

これに伴い、以前のバージョンにあったキャラ固有のパーク(Sign)は削除されています。

タレントツリーは、中央から右斜め上に行ったところの緑色のクリスタルで有効化できます。

 

ステージ内でボスを倒すとドロップする紫のモヤモヤを拾うことでポイントを取得でき、それを消費して強化を行っていきます。

ポイントは、ステージ1で最大4、ステージ2で最大8貰えるので、慣れてきたらステージ2を回す方が効率いいです。

5ポイントを消費するたびに下段のタレントが解放されていく方式。

取得可能なポイントは36ポイントまでなので全てのタレントを取得することは出来ず、また最下段のタレントは同時に1つしか取得できません。

ツリーのリセットは500ゴールドで何回でもできるので、気軽に色々と試せるのはグッド。

 

タレントツリーの内容は多岐にわたっていて、同じキャラでも方向性が大きく異なるビルドにしていくことが可能。

アホみたいに耐久を高められるAvoron、GotGのヨンドゥみたいになるLorienなど、キャラの個性が際立つような調整になっていてすごく良いです。

強力なTier 2アイテムの追加

ステージ2では、より強力な効果を持ったTier2アイテムがドロップするようになり、さらなるキャラの強化が行えるようになりました。

 

レベルアップ時に大量の稲妻が降り注ぐ「Lightning Armageddon」、敵の攻撃がヒットした瞬間にその敵が死ぬ「Untouchable」など、ユニークな特殊効果の付いた装備品が大量に追加されていて、トレハンの楽しみが増しています。

ユニーク装備のドロップ率がAct1に比べて上がっているのもグッド。

 

MasterおよびLegendaryの功徳出現率をかなりあげられるようになったので、火力がゴリゴリに上がっていくのも楽しいです。

Act3ではどうなってしまうのか。

功徳のカテゴライズ

神から授かる功徳は全て以下の7つのカテゴリーに分類されるようになりました。

  • Attack:通常攻撃を強化する
  • Dash:ダッシュ時に発動する
  • Strike:通常攻撃ヒット時に発動する
  • Cast:クールダウンが終わると自動で発動する
  • Power:条件を満たしたときに自動で発動する
  • Summon:自立行動型の味方を召喚する
  • Passive:上記のいずれにも属さないバフ

キャラクターごとにカテゴリーのスロット数が異なり、スロット数を越える功徳は獲得できないようになりました(AttackおよびDashはどのキャラも1つずつ)。

Act1では出てきた功徳の中から強そうなものを適当に選ぶ感じでしたが、カテゴリーとスロット制、装備、そしてタレントツリーが組み合わさることで、キャラクターの特性に合わせて功徳を選ぶことが重要になるバランスへ。

 

かなり『Hades』ぽくなりましたが、あっちと違って功徳の一覧が見れないのはすごく不便。

あと、早くデュオ功徳的なものを実装してほしい。

全体的な雑感

Act1の時点で間違いなくお値段以上には遊べるタイトルでしたが、Act2の追加要素によって更に遊べるタイトルになりました。

バランス調整やコンテンツ量がまだまだと思いつつ40時間も遊んでしまってます。

ぶっちゃけヴァンサバより好きかもしんない。

 

今回のアップデートの中ではタレントツリーの追加が大きなポイントで、これと装備、功徳の組み合わせによってプレイスタイルの幅がグンと広がって、リプレイ性もグンと増しました。

リリース初期のころは、キャラバランスと神/功徳バランスがあまりよくないという印象があったけど、タレントツリーの追加、功徳効果の変更や追加・調整によって少しずつバランスが良くなっているというか、どのキャラでもそれなりに楽しく戦えるようになった感じがします(ただ、やはり遠距離キャラが有利なバランスは変わってない感じもする)。

Act1のときは、

現状だと「運が良ければめっちゃ楽になる」というより「運が悪いとクリア出来ない」ようなバランスに感じられ、楽しさよりもフラストレーションが貯まりやすい

と書いてましたが、Act2の調整によってデフォルトの難易度はマイルドに抑えられた感があって、かなり楽しく遊べるようになったと思います(ただし、タレントツリーと装備品が整うまでは、ステージ2は結構キツい)。

  • ユニーク装備が最初に装備したキャラ限定になってしまうシステムが廃止
  • 倉庫のタブが増えた
  • 攻撃時の移動速度減少ペナルティは難易度調整項目の1つに変更

といった細かいQoLの向上も盛り込まれていたのも良かったです。

 

ステージ2に登場する敵の評判がすこぶる悪い点には「確かに」と思うところがあるものの、高難度でなければそれほど気にならなくなる、というのがガッツリプレイしてみての個人的な感想。

Act3の実装が楽しみです。

 

以上。ではまた~。