おーてぃーのゲームブログ

ゲームばかりやっているダメニートのブログです

『Hades II』のテクニカルテストを遊んでみた感想:早期アクセスへの期待が高まるクオリティ!

おいっす。おーてぃーです。

”神”ゲーの続編『HADES Ⅱ』のテクニカルテストを3時間ほど遊んでみたので感想をば。

結論から言ってしまうと、めっちゃくちゃ面白いです。

前作の面白さを余裕で越えてきそうでちょっと怖いです。

ボスを5回倒してしまうとプレイできなくなるみたいなんで、4回で止めてます。

 

主人公の「メリノエ」は、前作主人公「ザグレウス」の妹。

前作エンディングの後に生まれた子みたい。

十字路の魔女「ヘカテ」に鍛えられた彼女が、巨神「クロノス」に捕えられてしまった家族の奪還を目指すというのがメインストーリーになる模様だ。

相変わらずビジュアル、サウンドともに最高だし、操作性も文句なし。

「In the name of Hades! Olympus! I accept this message!」のセリフを聞いただけでニヤニヤしちゃった。

 

操作面はほぼ完璧だが、ビジュアル面はまだ制作途中といった感じで、背景が雑だったり、賜物やカロンをはじめとしたいくつかのキャラにはまだ正式な絵が実装されていなかったりする。

翻訳も前作同様に丁寧だが、ところどころ翻訳されていない文章も見られる。

 

拠点となる十字路にいるキャラは、ヒュプノスを除けば全員新キャラ。

あと、ランの途中でアーマーをくれる蜘蛛娘のアラクネがクッソかわいい。

アクション

基本的な操作は前作と同じ。

通常攻撃やダッシュ、功徳によるパワーアップを組み合わせながら、スピーディーに敵を倒しまくる爽快感の高いアクションは健在。

前作のアクションと大きく異なる点は以下の3つ。

  1. 魔弾ではなく魔陣
    飛び道具の魔弾はなくなり、その代わりに魔法陣を設置するアクションになった。
    魔陣は敵の移動を一定時間封じることができるため、素早い敵を妨害したり、スポーンした直後の敵をまとめて一掃したりするのにすごく便利。
  2. MPを消費するΩ技
    通常攻撃、特殊攻撃、魔陣はボタンを長押しすることでチャージが可能。
    チャージすると、MPゲージを消費して強力なΩ技を繰り出せる。
    MPは部屋をクリアすると全快するので、常に全力で戦える。
    面白いのは、通常発動時の攻撃に適用される功徳とΩ技にのみ適用される功徳があり、Ω技には通常発動の功徳の効果も乗るっぽいという点。
    通常時はゼウス、Ω技はポセイドン、みたいな感じで異なる神の功徳を組み合わせることでき、効果が相乗される。
    もちろんダイダロスの鎚による強化もあるので、色々なコンボを考えるのが前作以上に楽しくなりそう
  3. ダッシュボタン長押しの疾走
    回避に使うダッシュは、長押しすることで疾走(スプリント)が発動するようになった。
    これを使わないと上手く避けられない攻撃があり、敵の攻撃を見極めることが難しくなったように感じる。
    また、ダッシュは現時点では1回のみのクールダウン式になっており、発動時に少しディレイのようなものを感じる。

 

ダッシュの仕様変更は唯一違和感を感じたところ。

前作と比べるとシュバシュバ動けない。

ただ、前作はダッシュ攻撃を繰り返すのが最適解、みたいなところがあったのでこの変更には納得。

 

武器は現時点では「杖」「ツインダガー」の2つ。

武器が置かれている円の数は6つあるので、前作と同じで武器はおそらく全6種類。
”態”は確認できなかったが、間違いなくあるだろう。

ちなみに、前作では剣の態のみだったネメシスさんが、あの剣を持って登場している。

 

杖は前作の槍に近いアクション。

リーチが長いので、近接武器ではあるが割と安全に戦いやすい印象。

通常攻撃のΩ技は範囲が広く、並んだ敵にまとめてダメージを与えられて強い。

特殊攻撃は功徳を揃えるまではかなり弱いかなという感じ。

 

ツインダガーはかなりリーチが短く、杖に比べてリスキーな武器といった印象。

手数が多いので、ヘスティアのDOT効果との相性が抜群に良い。

特殊攻撃のΩ技は、前作の弓の特殊攻撃に似ている。

 

上述したが、Ω技の追加によってアクションに深みが生まれている点がすごく良かったと思う。

初期状態だとすぐにMPが枯渇するのでΩ技の良さがいまいち分からなかったけど、MP上限と回復の恒久強化を経てプレイすると、Ω技をバンバン打って派手に立ち回れて超気持ちいい。

Ω技だけじゃなく通常攻撃も大事だし、ダッシュによる位置取りやチャージのタイミングを考える必要もちゃんとあるバランス。

功徳によって攻撃の性質が大きく変わることも相まって、あれとこれを組み合わせたらいいんじゃないか?と考えるだけでも楽しい。

武器の”態”固有の特性もこれから追加されることを考えると、前作を凌駕するアクションに仕上がっていきそう。

オリュンポスの神々

確認できた神々は以下のとおり。

この中で特殊なのがアルテミスとセレネ。

アルテミスは、他の神とは違って部屋の報酬としては明示されない。
部屋に入った時に彼女との共闘が発生することがあり、戦闘終了後に功徳が獲得できるという、前作のタナトスとカオスを合わせたようなかたちになっている。

セレネは前作における「祈り」を一手に引き受けたような功徳効果になっていて、一定のMPを消費することで降月術(必殺技的なもの)を発動可能になる。

 

前作は9神+カオスだったが、ここから登場する神が増えるのかは不明。

ゼウスの効果がアレスっぽくなっていたり、ヘスティアの効果がディオニュソスっぽかったりするので、他の既存の神の再登場はないのかもしれない。

 

まだまだ試行回数が少なすぎるけど、今のところダガーの通常攻撃はヘスティア、特殊攻撃はゼウス、あと魔陣はデメテルが特に強い印象。

 

イラストは一新されており、今回は巨神族との戦いが勃発している?せいか、ゼウスやデメテルが鎧を着込んでいるのが特徴的。

アフロディテは相変わらずほぼ全裸だけど。

アップグレードなど

各種アップグレードやアンロックに使う素材の種類がめっちゃ多くなった印象。

前作は、序盤では4種類(紫、緑、鍵、血)しかなかった気がする。

部屋の報酬として得られるものだけでなく、部屋内にスポーンする素材もいくつかあり。

部屋内の素材は、スタート地点においてある道具を持ち込まないと採取できない素材がほとんど。

現時点では「つるはし」「石盤」「鋤」だけだが、釣り竿とあともう2つ道具がある模様。
現時点では、6つの道具のうち持ち込めるのは1つのみだが、恒久強化で持ち込める道具を増やしたり、ランの途中で変更できるようになってるといいと思う。

 

鏡による恒久強化は、アルカナカードによる強化システムに代わった。

各カードにはコストがあり、総コスト内におさめないといけないシステムになっているので、鏡とは違って取捨選択が必要になる。

ただ、コスト総量は増やすことができるので、そこまでキツキツという感じでもない(現時点では9枚のカード全てを有効化できる)。

カード自体の強化が行えるのかは不明だが、カードを強化するとコストが増えるシステムになっていそうだし、カードの種類も増えそう。

Steam Deck対応

ストアページでは特に言及がないけど、Steam Deckでもパーフェクトに遊べる。

しかも、前作とは違って16:10の画面比率にちゃんと対応してくれているので、画面上下の黒い帯が表示されなくなってる。やったぜ。

 

とまあこんな感じでした。

早期アクセスが待ちきれねえええ!

ではまた。